用語集

車体修理 用語集


車体修理 用語集
英数字
  英数字
・2級整備士
国土交通省認定する自動車整備士は、分野別と階級があり、階級では3級、2級、1級に分けられる。中でも2級整備士は、整備認定工場での技術者の必要資格条件になっている。
・2トーン
車体のサイド面の上下に異なる塗色を塗った塗装。
・4点固定
ボデー修正作業の際にボデー下部のロッカーパネルなどの左右、前後、合わせて4箇所をボデーアンダークランプで固定すること。
・4輪アライメント
前後輪、4本のホイールの角度や位置、整列状態をいう。4輪アライメントの構成要素には、キャンバ、キャスタ、トー、キングピン角度などがある。
・Aピラー
便宜上、フロント側からA,B,Cの順でピラーに呼び名をつけることがあり、Aピラーはフロントピラー、Bピラーはセンターピラー、Cピラーはクォーターピラーになる。
・ABS
アンチロック・ブレーキ・システム。直訳でブレーキをロックさせないための装置。
・BP
「鈑金塗装」を英字にしで略した造語。
・CS
顧客満足または、顧客満足度。
・CSI
顧客に満足してもらう方法。
・CSR
「企業の社会的責任」と訳されている。
・ECU
エレクトロニック・コントロール・ユニット。電子制御サスペンションや電子制御スロットル、電子制御ブレーキシステムなどを制御するコンピューターユニット。
・FRP
樹脂の一種。ガラス繊維強化プラスチック。FRPは、ボデーやエアロパーツ、アミューズメントパークの造形物など、広い用途に利用されている。
・PGハイブリッド

関西ペイントの塗料商品。1液型ベースコートを基本として、2液型ベースコートとしても使用可能なハイブリッド仕様が特徴の上塗り。1液の場合、専用マルチクリヤーHXを使えばクリヤーの硬化剤がベース内部まで浸透して、ウレタン並みの塗膜性能になる。当社で採用している塗料である。

・アーク溶接
一般的に電気は金属などん導体を流れ、空気中や物質のないところには流れない。しかし、電圧と距離が合えば導体から導体へと飛び移るように流れる。これが火花放電、アークである。これを利用したのがアーク溶接である。

・アクリルウレタン
2液型上塗り塗料で原色からクリヤーまでのフルラインのものを指す。
・アクリル樹脂
合成樹脂。熱可塑性樹脂に分類される。透明度が高く塗料の主成分として、また部品ではランプのレンズなどに使用されている。
・足付け
パテや塗料がはがれないように、あらかじめ塗面(旧塗膜)に無数の細かい傷をつけることにより、表面積を増やすとともに、アンカー効果を高め、塗料などの密着性を高める作業。主にサンドペーパーなどを使用する。
・足まわり
車体で、人間に例えれば足腰に相当する部分をいう。サスペンション、ブレーキ系統、操舵装置(ステアリング)の総称。
・アジャスター
損保会社または損害調査会社所属の損害状態鑑定人。
・アッシー
アッセンブリーの略。Assy。
・荒出し
ボデーアライニング。ボデー修正装置に固定して、損傷車の骨格部のボデー寸法を元通りに復元する作業。
・粗目 粒子の大きさを表す。
・アルミパテ 特殊パテの種類。アルミ粉末入りのパテで、肉やせがない。パネルの穴埋めや、さび穴の修理などに適している。
・アルミボデー アルミ合金製のボデー。フルアルミボデー。ホンダNSXなど例がある。
・アンダーコート 防錆塗料の種類。ホイールハウス内、フロア底面などにふきつける。
・アンダーステア コーナーリングの特性を表現する言葉の一つ。低速でステアリング切れ角を一定に保ち円を描くように旋回し、さらにスピードを上げていった場合、半径が膨らみ、ハンドルを余計に切らないと元の円に戻れないような特性のこと。
・イモビライザー 自動車の盗難防止装置。
・色合わせ 調色。色決め。
・色の3原色 青、赤、黄。これらを混ぜると色が濁り黒になる。
・色の3属性 色合い(色相)、明度(明るさ)、彩度(あざやかさ)の3要素をいう。
・色変化 色が変化すること。経年変化が代表的なもので、黄変などがある。
・隠ぺい性 特に上塗りにおいて、下色が透けないようになるまでの塗膜回数が少ないと、隠ぺい性が良いといわれる。樹脂は透明であり、顔料粒子の大きさや密度が関係してくる。
・ウインド 英語の意味は「窓」である。
・ウインドリペア 飛び石などでフロントガラスに生じた小さな傷やひび割れを補修すること。
・ウレタン 合成樹脂。ポリウレタン。高分子化合物の一種。
・ウレタン発泡剤 ウレタンを主剤とした2液性の発泡剤。ピラーなどの骨格パネルの内部に充てんされている。
・ウレタンバンパー 表面がウレタン樹脂製のバンパー。
・ウレタンプラサフ ウレタン反応により硬化するプライマーサフェーサー。
・エアコンプレッサー エアは、車体整備工場には欠かせない動力源でエアコンプレッサーによって得られる。エア駆動のツール類を動かすためにはそれぞれに最適なエア圧を確保するためのもの。
・エアーソー エア動力式パネル切断ツール。のこぎりを動力式にしたもの。
・エアバック シートベルトテンショナーとの組み合わせで効果が発揮される乗員保護補助装置。
・エアブラシ 小型のスプレーガン。カスタムペイントやスーパーリアリズム系イラスト描きなどで使用される。
・エアロパーツ トランクリッドに取り付けるリヤウイング、フロントバンパーに取り付けるフロントスポイラーなどがある。ほとんどは樹脂パーツとなっている。
・エクボ 顔のエクボと同じく、丸い小さなへこみをいう。
・エコアクション21 環境庁が1995年度から検討、1999年9月に策定した環境への取り組み。ISO同様に、ガイドライン(規定)は継続的に改定されており、それを取り入れていることの認証
・登録制度となっている。
・エポキシ樹脂 熱硬化性樹脂。防錆塗料として優れた特性を持っている。
・オークション 出品されたものに対して一定の時間内に値をつけて、一番高値を付けた参加者が競り落とす仕組み。
・オコシ 再生車。事故破損車を修理復元して販売ないし再使用すること。
・オフセット衝突 衝突実験で、車両を正面衝突させるのではなく、角度をつけたもの。オフセット(Offset)は偏りの意味で使っている。
・ガーニッシュ 自動車の内装部品に取り付けられた装飾品の総称。車では内装、外装を問わず装飾用パーツ一般をいう。
・カーボン絞り 外板板金の絞り作業においてカーボン製の棒を使う方法。
・カーメンテナンス 主要な仕事である事故車の修理だけではなくボデー内装、外装のメンテナンスをお客様に提案すること。
・外資系損保会社 外国資本の損保会社。1996年4月、改正保険業法が施工され、外国の保険会社も自動車保険分野への参入が許可された。
・外資系塗料メーカー 海外資本の塗料メーカー。自動車補修用塗料を扱っているのは、デュポン(米国)、BASFコーティングスジャパン(ドイツ)、アクゾノーベルコーティング(オランダ)、PPGジャパン(米国)の各社。すべて本体は総合化学会社であり、塗料はそのうちの一部門。
・解体部品 廃車、事故車から外したそのままのパーツ。中古部品として流通するものもある。
・外注 アウトソーシング。車体修理工場で、外注するのは自動車ガラス交換とラジエータ修理が主なところである。反対にカーディーラーからの仕事はカーディラーとっては車体修理工場への外注になる。
・外板
アウターパネル。ボデーの外側に位置するパネル。
・界面活性剤
表面張力を低下させる物質。塗料の添加剤や、ハジキ止めの成分として使われている。
・加算基礎数
補修塗装指数の構成要素。塗装する面積と無関係に発生する準備作業(車両搬入
・搬出、工具類の準備
・収納、仕上がりチェック、塗装ブースに使用に関する作業)、調色、ボカシに関係した作業やコート数の増加による作業量の時間を数値化したもの。
・過失割合
交通事故における被害者と加害者の不注意(過失)の度合いを割合に変えて表わすこと。事故の被害者にも過失があったとされた場合、加害者がすべての被害を補償するのは不適当という考え方に基づき、加害者の負担を減らす(過失相殺)ことが自動車事故の仲裁で定着している。これが自動車保険での修理金額の負担割合につながる。自動車保険の適用に関して、互いに相手の損害額に対して、過失割合分の賠償金を払う。相手に対する分は対物保険で賠償し、当事者の過失分は車両保険で補てんする。
・カスタマイズ
カスタム化すること。注文通りのオリジナル化すること。
・カスタムカー
模様塗りや特殊色塗装、エアロパーツ装着などの外装および内装でオリジナル性を高めた車、
・ガソリン
危険物第四類第1石油類。非水溶性液体。
・型式
自動車の正式名称。モデルナンバープレートや、車検証に記載。
・型式指定
・類別区分
車検証に記載。型式指定は新型自動車の検査のため国土交通大臣が指定した番号。類別区分はその車種についてさらに外観寸法、車両重量、定員などの区別すること。
・カプラー
車体の配線の継ぎ手。
・紙
ほとんどの場合、ここではマスキングペーパーを意味している。
・カラーコード
カラーナンバー。塗色コード。各種メーカによって異なるが、必ず備わっている。
・カラープラサフ
カラーリングされた、プラサフである。染まりが悪い時などに用いられる。
・カラーベース
2層または3層の新車塗色について、たいてい一番下にある着色層。どちらかといえばソリッドに適用されており、3コートパールの最初の層を指すことが多い。
・ガラスコーティング
ボデーコーティング分野の商品名の一部に使われていることから、「ボデーコーティング」の意味で使われている。
・空研ぎ
研磨の手法。水研ぎと対比して語られる。一般的にはサンだーや手研ぎファイルにサンドペーパーを付けて、パテや旧塗膜を研磨する。乾いた状態で研ぐこと。
・仮付け
仮止め。交換パネルの溶接作業に関して使われることが多い。またエアロパーツなどの取り付けの際もペイント前に仮付けをして合せてから加工作業を施すなどの時にも用いられる。
・ガレージジャッキ
手動またはエア駆動で車体を持ち上げるための簡便な機器。車体修理工場、認証修理工場の必需品。
・簡易型修正装置
ボデー修正装置の中で、小
・中破の修正に対応するようミニサイズになったもの。
・簡易型塗装ブース
アコーディオン型とカーテン仕切り開放型がある。背面以外の周囲3面がパネルで覆われておらず、ビニールカーテンで仕切るタイプのものが多い。
・環境対応製品
環境対策に役立つ製品の総称。具体的には、缶クラッシャー、バンパー破砕機、フロン回収再生装置、廃溶剤再生装置など。
・環境対策
人間の活動、経済活動による自然環境による悪影響を軽減するための対策が全世界的に業種を限らず、求められるようになっている。公害や廃棄物などを含めた広範囲な概念となっている。特に車体修理工場で関係の深いものは大気汚染や温暖化に関係しているとされる、VOCとCO2の排出削減である。
・ガン距離
スプレーガンの運用要件。スプレーガンの運用要件。被塗面とスプレーガンのノズルとの間をいう。塗装作業では一定間隔を守らないと塗膜がムラになる。
・ガン口径
正確にはスプレーガンのノズルの口径。
・環状構造
ボデー構造の一部の呼称。車体の剛性を高めるためにフロア、ピラーからルーフへと骨格パネルが環状に配置されている構造である。センター(B)ピラー部分からの環状構造は一般的ながら、ワンボックス車でこれを数本つなげたものを「リブボーンフレーム」と呼ぶことがある。
・ギアアクションサンダー
動力式研磨ツール。一般的には8インチ(200mm)や6インチ(150mm)タイプがありパットサイズが大きい円形のものである。
・機械研ぎ
サンダーなど動力ツールを使って研磨作業をすること。
・機械磨き
ポリッシャーを使って磨き作業をすることをいう。
・キセノンランプ
標準光源。キセノン(Xe)素の名前。キセノンガスの中で放電させて光を得る仕組み。
・キャスタ
ホイールアライメントの要素。ホイールを横から見た時の地面との垂直線とキングピン中心線の角度。
・キャリアカー
車両運搬車。車載者。車両を1台以上積載して移動することのできる車両。
・キャンデーカラー
クリヤーに色を加えてソリッド色の上に塗ることで、透明感と深みのある発色を得ている塗色。
・キャンバ
ホイールアライメンとの要素。ホイールを正面から見ると傾いて取り付けられている。この地面の垂直線との角度がキャンバ角。
・キャンペーン
企業の宣伝活動や社会的運動。お客様に期間限定のお得なサービスを提供していくこと。当社でも随時行っていく。
・強制乾燥
加熱することで乾燥を促進すること。自然乾燥では時間がかかるため、強制的に乾燥させるという意味合い。
・強制保険
自動車損害賠償責任保険。「自賠責保険」と略される。
・協定
車体修理工場が作成した見積書と、損保が調査依頼したアジャスターが作成した見積書の双方をもとに協力して修理内容及び、金額を確定していく作業。
・口コミ
口頭によるコミュニケーション。最も効果的な宣伝広告方法である。
・クラッキング
割れ。
・グラファイト
特殊顔料。グラファイトは、英語では「黒鉛」のこと。黒顔料のカーボンブラックの結晶体。
・クランプ
車体修理業では欠かせないツール。パネルをはさんで固定する止め具。
・クリヤー
樹脂だけの顔料を含んでいない透明な上塗り。
・グレーチング
格子状のプレート。四角い隙間があいており、おもに床下ピットの上に置かれる。
・グロス
英語では「光沢」を意味する。「グロス値」はツヤを数値化したもの。
・クロスビーム
クロスメンバー。ビームは建物や船の梁や桁を意味する。クロスメンバー同様に、車体のアンダーボディーの左右をつなぐ骨格部位。


・形状修正指数
指数テーブルの内板骨格修正指数を構成する数値。
・計測
英語ではMeasurement。損傷した車体を元通りに復元するために必要な作業。
・計測基準点
ボデー寸法図で距離感の数値を表示するときの測定ポイント。
・計測装置
基本的にはボデー修正装置の付属かそれに関連してボデー全体を測るものをいう。
・軽補修
パネルの小傷の補修。部品の脱着を伴わない程度のもの。
・計量調色
調色の方法。原色を配合データの比率や量の通りに計量器で量り、調合することで目的の色を得る調色法。
・ゲージ
「計量器」「計器」「寸法」を意味する。
・ゲージマニホールド
エアコンのサービス工具。ガスの充填で使用する。
・ゲルコート
FRP部品製作で、形の表面の平滑な樹脂層を形を作るためのコーティング剤。
・ケルビン
絶対零度を0とした温度の単位。単位記号はK。標準光源の使用となる色温度の単位として使われる。
・けん引用具
けん引用具道路交通法の施工規則にけん引用具についての基準がある。1980年5月に「自動車けん引用具の型式認定基準」が制定され、それまでの自家製レッカーは、使えなくなった。けん引用具は国家公安委員会が型式認定するが、試験は財団法人 日本交通管理技術協会が受諾している。
・懸架装置
サスペンション部分。シャシに取り付け、ホイールとの間で、路面の衝撃を緩和する。
・研磨
削る。研ぐ。英語ではサンディングなど。
・高圧洗浄機
洗車などで使用する。
・硬化
塗料類・接着剤・シーリング材などが塗装時の液体や流動状態、粉態状態から固まること。弾力性を持ったまま固まるものもある。
・硬化剤
塗料類で取材に混合することにより硬化を促進させる物質。
・交換
新品パネルや中古部品、社外部品に置き換えること。
・合成樹脂
石油化学で人工的に合成された高分子化合物。プラスチックは可塑性物質を意味し、ほとんど同意味で使われている。
・高張力鋼板
高強度な鋼板のこと。薄くても従来と同じ強度が得られるため軽量化素材として、当初は外板から採用が始まり、今では内板骨格部位、特に補強のためのリーンフォスメントなど、車体全体に使用箇所が拡大している。近年では1000MPaを超える強度のものまで使用されているため、高強度のものは超高張力鋼板として区別して呼ぶことがある。
・工賃
レーバーレート。
・コーションプレート
車体の各所に貼るか取り付けられているラベルや表示板。意味からは、注意事項や標準仕様などを示してあるもの。取扱いや整備に必要な情報が記載されていることがある。
・故障診断装置
スキャンツール。
・固定装置
ボデー修正装置に付属されているものの一つ。車体を固定して引き出し作業をする。丈夫な箇所での4点固定が一般的である。ただし、固定装置だけの機能を持つ設備機器が多数販売されている。
・コネクター
ワイヤーハーネスの各所にある。たいていは樹脂製の接続部品。
・ゴミ
・ブツ
ここでは、塗膜についたゴミ・ブツのことである。塗膜に小さな異物が付着して凸部ができた状態をいう。
・ゴムヘラ
ゴム製のヘラ。
・コンパウンド
ポリッシュ作業の研磨
・磨き剤。バフポリッシャーとの組み合わせで能力を発揮する。
・コンパクトカー
国内では乗用車のうち小型大衆車クラスをいう。比較的新しい分類呼称。
・コンプライアンス
法律遵守。法律に財った経営や工場運営が近年問われている。
・コンプレッサー
エアコンコンプレッサー。


・サーキットテスター
電圧計。正確には、電気回路の電圧、電流、抵抗の値を測る計測器。
・最終仕上げ剤
仕上げ剤。最終ツヤ出し剤。ポリッシュ作業後、納車までに塗るケミカル剤。
・再生業者
廃車から取り出した部品を、点検または分解修理して機能確認をした上で出荷販売するし業者。
・再生部品
リビルト部品。リビルトパーツ。中古部品の中で、修理や調整の手を加えて出荷されるものをいう。
・彩度
色の3属性の一つ。色の鮮やかさの度合。
・サイドインパクトビーム
インパクトビーム。ドアの内部で、側面衝突時の乗員の安全のために、アウターとインナーの間に左右を結ぶ形で設定されている部品。
・サイドストライプ
車名やグレードなどの文字、模様などがデザインプリントされたもの。
・サイドスリップ、サイドスリップテスター
走行中のタイヤ接地面の横滑りのこと。足まわりにキャンバ角と呼ぶ角度が付いていることにより発生するもので、サイドスリップが大きいとタイヤの偏摩耗が発生する。サイドスリップテスターはこの横滑り量を計測する機器。
・冴え
色の彩度が高いこと。
・サスペンション
懸架装置。
・サッシュコート 窓枠に塗装されているつや消し黒。
・錆
金属が参加することを錆びるといい、その生成物を錆という。当社では各種オールペンを得意としています。錆の処理なども多くの車を手がけてきましたので、お気軽にご相談ください。
・サフェーサー
塗装で使用する下地塗料。
・参考指数
自研センターにて制定される標準作業指数に対し、標準作業指数が策定されていない作業や車種に対して、見積もりソフト会社などが実作業時間などをもとに独自に策定した指数。
・酸性雨
雨の中で、水素イオン濃度pHが5.6以下をいう。数値が低くなると、酸性度が高くなる。
・酸素アセチレンガス溶接機
ガス溶接。酸素とアセチレンの混合ガスを燃焼させて、加熱、溶接、切断に使用する。
・サンダー
サンドペーパーと組み合わせて、鋼板や塗面の研磨作業をするためのツール。回転力を利用して研磨する。エア駆動と電動がある。
・サンディング
サンドペーパーなどの研磨剤で、素材表面を削り、研ぐこと。目的は平滑にすることも多いが、塗料の付着性上げるためにざらざら荒らすこともある。
・シーラー
シール効果のある塗料。目的によってニジミ防止、チヂミ防止、吸い込み防止、密着性向上などがある。それぞれの内容によって使い方は異なる。
・シーリング
防錆を目的にしてパネルを重ね合わせた個所などにシーリング材を塗布する作業。
・シーリング材
接着剤の一種。高粘度のペースト状態で施工、室温効果でゴム弾性体となり、水密性、機密性を付与する材料。
・ジェットヒーター
熱風乾燥機。オリオン機器の商品名。1965年発売。熱風乾燥機の代名詞として一般化。
・色差
色差調色作業において、比色時の実車と試し塗り板との色の差は、目視だけでなく機会に客観的な測定による判断方法もある。
・自研センター
略称はJKC。1973年7月に損保会社の出資により千葉県市川市に設立。作業時間計測による指数策定や、修理技術の研究開発、アジャスター等に対する研修、リサーチ活動などを行っている。
・しごき付け
パテ付けの方法。一番最初の段階でへらを立てて薄く抑えるようにして付けることをいう。
・事故車オークション
1985年5月26日にCCSA事務局(クラッシュ
・カー・スライド・オークション)主催により山梨県のホテルで開催されたのが業界初。全損車の換金、おこし車両、部品取り車の流通を目的に、全国の中古車部品連合会と関東地区の車協が合同で事務局を立ち上げたもの。今では事故車オークション自体は各社のオークション場やインターネットなどでも見られる。
・事故車買い取り
事故車を専門的に買い取る業者が目立ってきたのは、1990年代からである。オークション、部品取り車、おこし、海外への輸出などの目的が考えられるが、自動車リサイクル法施工後は沈静化している。当社でも事故車車両の買い取りも行っております。お気軽にお声掛けください。
・事故歴
事故により修理された痕跡。中古車売買での事故歴の確認は買い取り時、オークション前検査などで大事な確認思考となっている。事故歴の有無でその車両に対する価値が左右されることもある。
・指数
標準作業時間。修理業界で言う指数は、事故車の修理料金算出で用いる。修理作業ごとの範囲や時間を示した業界内での共通の指標である。
・指数対応単価
指数(標準作業時間)に掛ける1時間あたりの単価。損保会社の話し合いによって決定する。
・下色塗装
トマリが悪い色に対して、上塗り前に同系色の中塗またはプラサフを入れること。
・自然乾燥
常温環境下での乾燥。
・指定工場
損保会社に修理依頼を指定された工場。
・自動車整備士
自動車の整備に関して国家試験に合格した者。1級・2級・3級がありさらに対象によって分かれる。1級は大型 ・小型 ・二輪、2級はガソリン ・ジーゼル ・シャシ ・二輪、3級はガソリンエンジン ・ジーゼルエンジン ・シャシ ・二輪に区分される。
・自動車保険
強制保険と任意保険がある。強制保険は国土交通省の管掌になる自動車損害賠償責任保険である。これはすべての車に加入が義務付けられているが対人賠償が目的でしかも限度額が設定されている。対物賠償や対人賠償の不足分を補うために任意保険がある。
・自動車補修
自動車を補修することで「自動車補修塗装」など、主に塗装分野で使われる。
・絞り
最初の衝撃や鋼板をたたくなどの板金作業の結果として、鋼板は延びた状態になる。金属の展性によりたたくと薄く広がっていく。限られた範囲内での延びなので、延びたところは軽く盛り上がり、手で押せばへこんで音がする。この部分を縮めて元に戻す作業が絞り作業である。金属を加熱すると膨張し、冷やすと収縮する原理を利用する。
・社外品
純正部品や中古部品以外の「優良部品」や「第二純正部品」をいう。
・シャシ
シャーシ。骨格となるフレームに走行にかかわる駆動装置、制動装置、懸架装置、操舵装置が付いているもの。
・シャシブラック
シャシ用のブラックを基調とした塗料。
・写真見積り
損傷者の損傷状態を写真で見て、見積書を作成すること。また、損保会社との協定にも用いられている。
・ジャッキ
車両を下部から支えて持ち上げる機器。
・遮熱シート
熱を遮るためのシート。
・車両保険
自動車保険(任意保険)のメニューの中の、自己所有車両に対する保険。保障のレベルによっていくつかの種類がある。
・修理
壊れたものを、元の形状、性能に直すこと。
・修理料金
車体が損傷した際の修理に対する料金は、車体修理工場のフロントが見積もるが下請けでは、元請け先が見積もる場合がある。修理料金は部品代+技術料+材料費+その他で構成される。
・衝突安全ボデー
衝撃力を受けとめ、分散できる車体構造。
・小破
工場別に認識が異なるがおよそ修理金額30万円までの損傷をいう。
・ショートパーツ
マイナーパーツ。
・シリコーン
ケイ素系の有機化合物の総称でシリコーンゴムやシリコーン樹脂があるが車体修理業界では一部のワックスに含まれ、ハジキの原因となる物質として知られる。
・シリコンオフ
脱脂剤。日本ペイントの商品名であるが、一般的に脱脂剤の代名詞でも使われる。
・シルバーメタリック
メタリック塗色の中で、アルミ顔料だけかまたは、少量の着色顔料が配合されている、金属感の強いもの。
・新車塗装
新車塗装の工程は、骨格部のディッピングによる表面処理(防錆、密着力)同じ方法でさらに下塗り塗装(電着塗装、ED塗装ともいわれる。防錆、耐水)、中塗(肉持ち、平滑性)、上塗り(外観、光沢、機能性)の順に塗装される。
・シンナー
溶剤をブレンドしたもの。塗料粘度を調整して塗装しやすくする。
・スアナ
巣穴、ス穴。主にパテ表面に生じた小さな穴上のへこみ。
・水性塗料
有機溶剤をゼロかほとんど使用していない塗料。水を溶剤にしている。
・水没車
水に浸かった車。ロッカーパネルあたりまで水没すれば機能は徐々に低下する。
・水密テスト
ウインドウの脱着や、キャビン、トランクの修理、ドアのウエザーストリップの交換などの作業の後では、放水して水漏れがないか点検する。
・スカシ
塗膜の色を反射光に対して斜めから見ること。
・スキャンツール
故障診断機。
・スプレーガン
塗料を被塗面に吹き付けて塗着させるツール。
・スプレーパテ
下地塗料。ポリパテとプラサフの中間に位置づけられている。
・スプレーブース
塗装ブース。
・スポットカッター
スポット溶接個所をはがす専用のドリル刃。
・スポットパテ
ピンホールやすあな、スクラッチ傷などをひろうパテ。スポット的な作業用途から表現。
・スポンジバフ
スポンジ素材のバフ。磨き作業では中間から最終工程に用いられる。
・スムージング
カスタム用語としては、ボデーの凸凹を埋めて、面一にしてしまうこと。
・スライドハンマー
スライディングハンマー。重りをスライドさせた反動で引き作業をするツール。
・静電気
静電気は発火やホコリ付着の原因となるため、特に塗装作業場では好ましくないものである。
・制動装置
自動車部品の中で、減速
・停止するための装置。
・絶縁工具
ハイブリット車や電気自動車に対応するための絶縁工具は、2009年に輸入、国産で立て続けに登場した。脱着用のハンドツールの表面を絶縁皮膜でコーティングしたもの。
・接着鈑金
新車の製造工程で使用されているような強度が高い構造用接着剤を使用した修理方法。
・セッティング
修正装置への固定。塗装時のセッティングタイムの略。
・洗車
見積もり、修理作業の前と終了後の納車前点検で洗車する。
・全損
事故車の修理見積もりをした際、車両の時価額(価値)よりも修理金額が高くなる場合、全損になる。
・全塗装
オールペン。オールペイント。車体全体を塗り替えること。
・操舵装置
車両の進行方向を転換するためにかかわっている部品。ステアリング、シャフト、ギア、タイロッドなど。
・側面衝突
車両同士の側面衝突には「向心衝突」と「偏心衝突」があり、向心衝突のほうが大きな損傷となる。
・塑性変形
荷重を取り除いても、元の状態に戻らない変形。
・ソリッド塗色
ソリッド。ソリッドカラー。塗色の種類。黒や白、赤など単色のこと。メタリックやパールが配合されていない塗色。
・損保会社
損害保険会社。
・ダイアグノーシス
英語の「診断」の意味から転じ、自動車分野では車載電装品の「自己診断機能」を指す。修理に際して、車載電装品の故障履歴などを記録するOBDに記録された故障データを読みとり・リセットが必要な車が増えたことから注目が集まっている。
・対角
ボデー修正における計測作業のポイント。対角とは四角形で体外に向かい合う角。
・代車
修理などの際作業期間中に貸し出す車両。
・耐水性
塗料や材料の評価項目。塗膜では、水分を出し入れして中にとどめない、あるいは水に長期間さらされても劣化しない性能。耐水性が悪いと水分を内部にとどめた結果として、ブリスターが発生する。
・耐スリ傷性クリヤー
硬くて柔らかいのが特徴。洗車傷やドアの取っ手部の爪による傷などに強い。
・耐チッピング性
耐はがれ性。長時間屋外に暴露されても、塗膜が付着性を失ってはがれない性質。
・耐チッピング塗料
チッピングによる錆を防ぐための塗料。
・大破
大損。車体修理工場ごとに基準は異なるが、修理金額50万円以上の損傷。100万円以上とするところも多い。作業内容では、骨格部品修正、溶接部品取替あたりが目安となる。
・対物保険
対物賠償保険。自動車保険のメニューの中の、車を含めものに被害を与えたときのための保険。
・タオルバフ
磨き作業のツールでタオル生地で作られたバフ。上塗りがラッカー全盛だった時代には多用されたが、今では出番はほとんどない。
・タガネ
漢字では「鏨」。先が刃のようにとがっていて、切るあるいははつる(削り落とす、そぎ落とす)ために使用する。
・叩き出し鈑金
鈑金技法。もっともオーソドックスな方法である。パネルをハンマーとドリーなどを使用して、叩いて元通りの形状に復元する方法。
・立ち会い
アジャスターが車体修理工場に出向いて、損傷車両の状態を実際に確認して、見積金額を工場側と協定することを言う。 保険会社の指定工場制度では基本的に立ち会いをなくしてコスト削減を図っている。
・タッククロス
ガーゼのような麻布に不乾性樹脂を含浸させたもの。上塗り前の塗面の清掃などに使用する。
・脱脂
塗装作業の工程。塗装ではゴミ、ホコリ、汚れはのちのトラブルの原因となる。塗膜の剥離から始まり、上塗り塗装までの作業の切れ目では必ず行われる工程である。ゴミ、ホコリ、手油、そしてワックス(油分)などを取り除く工程。
・脱脂剤
シリコンオフ。脱脂作業の際に使用する溶剤。
・タッチアップ
ふでさし。傷の付いた塗面に筆などで色を塗る作業。
・脱着
車両に取り付けられている部品を一旦取り外し、再度取り付ける作業。
・たてつけ
たてつけ調整。建て付け。各種部品について、部品間の隙間、上下の段差を整えること。
・ダブルアクションサンダー
動力式研磨ツールの中で最も多用されている。
・ダブルウィッシュボーン
ホイールが取り付けられているナックルを上下2本のアームで位置決めしているサスペンション形式。
・試し塗り板
テストピース。塗り板。手板。材質、形状、サイズで様々な種類がある。塗色の色合わせの際に使用される。
・タレ
塗膜のトラブル。塗膜に塗料が垂れて、水滴のような下への膨らみがあり、また流れ落ちる跡がある状態。
・タワー
引き装置。ボデー修正装置に付属のものや追加するものと、軽補修や小破の修正で使用する独立したものがある。
・炭酸ガス、炭酸ガスアーク溶接
金属活性ガス。貯蔵用ボンベの色は緑色。アーク溶接時に炭酸ガスを用いているもの。
・弾性、弾性変形
鋼板の性質。外部から力を加えると変形するが、荷重が除かれると元の状態に戻る性質。
・弾性限界
弾性限界を超えた力がかかると、塑性変形し、元の形には戻らなくなる。
・ダンパー
ショックアブソーバー。サスペンションを個性する部品。衝撃や振動を吸収する緩衝材。

・チェーン
ボデー修正機で不可欠な引き作業用の鎖。
・チヂミ
塗膜のトラブル。塗膜に縮んだような駒川シワがある状態。
・中古自動車査定士
日本自動車査定協会の認定試験に合格した資格者のこと。
・中古車買い取り
カーデーラーでの買い取りだけでなく、様々なルートが存在するようになった。オークション落札価格のデータブックの普及により迅速な情報提供が買い取り価格を決める参考になっている。
・中古車商品化
中古車を加修し、あるいは売れる塗色に塗り替えることで商品性を高めること。外観だけでなく内装クリーニングなども併用して行われることが多い。
・中古部品
リサイクル部品。解体部品、リビルト部品を含めた再使用可能なパーツの総称。
・チューニング
部品の追加や交換、改造によって車の性能を高めること。
・中破
中損。修理工場によって異なるが修理金額30~50万円程度のものをいうことが多い。
・超高張力鋼板
高張力鋼板の中でもより引っ張り強度の高いものをいう。
・調色
修理している実車の塗色について、上塗り原色等を調合して同じ色を作ること。
・超微粒子コンパウンド
非常に微細な研磨剤を配合したコンパウンド。微粒子よりさらに細かく仕上がり制を重視したもの。
・直需
「直接的な需要」の短縮語。お客さまからの直接的な受注。
・チリ合わせ
「チリ」とはパネルのすきまや段差をいう。たてつけと同義語。
・通電時間
スポット溶接機の溶接条件。電気を流している時間。
・突き合わせ溶接
パネルの切り継ぎ交換での溶接技法。パネル同士を突き合わせて、少し空いているすき間をミグ溶接機でシーム溶接する。
・ツヤ
漢字は「艶」。塗装の仕上がり状態の指標。光沢。
・つや消しブラック
マットブラック。ドアのサッシュの半ツヤブラック塗装、または、そのための塗料。
・ツヤ引け
塗膜のトラブル。光沢が消えて表面のツヤがなくなる現象。
・低圧電気取扱特別教育
労働安全衛生法第59条3項の規定に基づく危険または有害業務として労働安全衛生規則第36条4号にある低圧電気に関する業務に携わる場合に受けなければならない特別教育。最低電圧50V、最高電圧が直流750V、交流600V以下の電気が低圧電気に分類されている。該当する電気機器の修理にはこの特別教育を受けなければならない。ハイブリッド車のバッテリーは100~200V、モーターは650Vという高電圧のため必要な講習となっている。
・低隠ぺい性塗色
補修塗装指数において、トマリが悪くカラーベースの下に、下色を塗布する必要がある塗色。
・低収縮型パテ
乾燥後の肉ヤセが少ないパテ。
・ディスクサンダー
動力式研磨ツール。円形パットが一方向に回転するサンダー。
・電気自動車
電気自動車の動力にかかわるものとしてモーター、インバーター、バッテリーの3つの構成要素が大きい。ボデー構造の基本は変わらないが、バッテリーのスペースが大きくとられているのが特徴といえるだろう。電気自動車の車体修理では電気の遮断から始め関係のないケーブルなどのチェックもしておく必要がある。
・電食
電位差による錆。
・デントリペア
鈑金手法の種類。もみ出し鈑金。小さなへこみを特殊な器具で裏側から少しずつもみ出して修復する技法。

・砥石
様々な切削用のツールの刃先を修正する為や塗膜のブツ取りように使用される。
・凍結
液体が凍りつくこと。車体修理分野では、外気温が0度以下になると水性塗料が凍結し成分が変化する場合があるため、温度管理を適切に行う必要がある。
・動力伝達装置
エンジンやモーターの生み出す動力を、クラッチ、トルクコンバーター、変速機、ドライブシャフトなどホイールまで伝える部品の集合体。
・トー
ホイールアライメントの要素。英語の「トー」はつま先の意味である。ホイールを真上から見た場合、一般的には前すぼまりになっている。これは「トーイン」といわれる。反対に先端が外に開いていると「トーアウト」になる。
・塗色コード
カラー番号、カラーコード、カラーナンバー、色番号などとも言う。車体色の識別コードである。
・塗装
狭義には、自動車ボデーに色を塗ること。広義には、塗装の目的である①素材の保護②外観イメージ向上③外観による識別性の引き上げのために、下塗り~中塗り~上塗りを行うことを言う。
・塗装材料費
塗装作業をする際に必要となる塗料や副資材などの費用。塗料類などでは、地域での相場や使用している銘柄でも変動する。
・塗装ブース
一般的には塗装と乾燥の為の専用ルーム。塗料ミストや溶剤型塗料の有機溶剤、臭気などを外部に撒き散らさず、また作業している塗装作業者が有機溶剤を吸収することを予防する。
・塗装マスク
塗装ブースを使用するしないにかかわらず、塗装作業では着用する。
・トマリ
地域によっては「染まり」とも言う。着色力のこと。
・ドリー
打ち出し鈑金用具。手で持ちハンマリリングするパネルの裏側に当てて使うハンドツール。
・トリム
車室内の部品の内側に組みつけられている装飾用パーツ。
・ドリル
一般的に穴を開けるツールトルク力×長さによる回転力で表す。ボルト
・ナットの締め付けの規定値や、ホイールナットなどの重要ポイントについてはカーメーカーの整備要領書に記載されている。
・トルクレンチ
カーメーカーの規定する適正な締め付け力(トルク)を確認できる工具。
・ドレスアップ車
エアロパーツや全塗装などを施した加修した車。
・内外装クリーニング
内外装クリーニング車内のシートや床、ダッシュボードなど内装の清掃及びボデーやウインドウガラス、タイヤまわりといった内外装の清掃作業。
・内装クリーニング
車室内の汚れ落とし洗浄・清掃。消臭・除菌効果のある薬剤やつや出し剤、専用ガンなどを用いて内装クリーニングを行うこと。
・内板色
エンジンルーム内のなど内反骨格パネルの見えるところに塗装されている色。

・ニゴシ塗装
2種類の色を混ぜてにごらせて塗装すること。3コートパールの補修塗装で、カラーベースとパールベースをブレンドして塗装する工程を「ニゴリ塗り」と呼んでいる。
・にじみ
塗膜のトラブル。下の塗膜の顔料が、新しく上に塗装した色の中ににじみ出て混ざり合うこと。
・任意保険
任意で契約する自動車保険。自動車保険のうち、すべての自動車に義務付けられる自動車損害賠償保険(対人のみ)を強制保険といい、これに対応した意味で任意保険と呼ばれる。
・塗り肌
塗膜の表面の微妙な凸凹。状態によって「ゆず肌」(大きな波がある)、「鏡面肌」(平坦である)などと呼ばれる。
・塗りムラ
特にメタリック塗装で厚塗り、薄塗りなどで乾燥性に差が出れば、ムラになる。

・ねじれ
ボデー、フレーム、シャシで、車体全体またはフロントやリヤのブロックで見たとき、ねじれた状態になっていること。
・熱硬化性樹脂
合成樹脂の分類名。高温で成型加工すると、熱をかけても軟化しない樹脂。
・納車引取り
発注者の所在地へ、修理などを終えた車を納めに行くことと、引き取りにいくことを一語にしたもの。
・延び
横に広がっていくこと。鋼板の「延び」は、絞り作業で解消しなければならない。
・ノンサンディング
研磨する必要がないこと。たいていはプラサフにかかることが多い。
・パール原色
マイカ(雲母)主顔料とした、パール塗色の調色用原色。
・パール塗色
塗色の種類。パールは真珠色のこと。
・配合比
塗料や接着剤などを調合する際の主剤と硬化剤(もう1つの主剤、反応剤などもある)の混合割合。
・配合表
配合データ。
・ハイブリッド車
ハイブリッドとは、「雑種」「異質なものの組み合わせ」を意味している。2種類の動力源を持つ自動車のこと。
・はしごフレーム
ラダーフレーム。
・撥水性
水を弾く性能。撥水性のある塗膜は水滴が丸くなって表面に留まる。
・バッテリー
一般的な車は繰り返し充電が可能な二次電池をこのように呼ぶ。12V(トラックは24V)。
・パテ
下地塗料。素材に直接か、または表面処理後に塗布し、ボデーの凹凸を埋める塗料。
・パテ研磨
パテの研磨は、①粗砥ぎ②面だし③足付けの3工程でおこなう。
・バフ目
バフ作業によって発生する塗面の傷。研磨と同様により細かいバフで消していくことになるが、最後まで残っていれば、クレームになる。
・鈑金
狭義には、自動車ボデー外板の叩き出し、広義には損傷車両の修理で、部品脱着、骨格の修正、パネルの交換および損傷箇所の修理復元、これに付随する作業を言う。
・鈑金塗装
事故車の修理仕事の内容(鈑金と塗装)を端的に表した言葉。「車体整備」や「車体修理」よりも、作業内容に含みこんでいる。
・鈑金パテ
パテの種類。厚付けできる中間型パテや軽量型鈑金パテをいう。
・ハンダ
鉛とすずの合金で古代より使用されている。環境対策から鉛の変わりに、銅や銀、ビスマスなどのいずれか又は複数で錫と混ぜた鉛フリーハンダが各種開発されている。
・ハンマー
叩き出し鈑金の主要工具。鈑金技術者にはなくてはならないツール。
・光硬化型塗料
可視光線や紫外線など各種の光によって硬化する塗料。
・光触媒
光照射で触媒作用を示す物質。太陽や蛍光灯などの光に反応し、強力な酸化力を発生、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去する。
・微調色
調色の手順。試し塗り板との比色後に、車体色との色の誤差を修正する作業。
・引っ張り強度
鋼板の強さを示す指標。
・ピラー
英語では、ピラーもポストも「柱」を意味する。
・ヒンジ
ボンネット(フード)、ドア、トランクパネルなどの開閉の為に取り付けられている蝶番。

・ファイバーパテ
パテの種類。グラスファイバーを配合している。密着性、強度、柔軟性など、パテの中では最も優れた性能がある。
・ブース
塗装ブース、調色ブース、簡易型ブースなどの略称。
・付随作業
「指数テーブル」での用語。脱着取替指数の作業項目のうち、主体作業に含まれない関係部品の脱着または取替。
・プライマー
防錆や塗料の密着性を高めるための下地塗装。
・フラッシュオフタイム
同一塗料を塗り重ねる場合の、次の吹き付けまでの放置時間。
・フラットベース
つやを消す為の添加剤。
・ブロック塗装
塗装範囲。地域によっては「ます塗り」ともいう。
・フロンガス
エアコンディショナーの冷媒(受熱、放熱をする媒介物)として用いられるガス。

・ヘアライン傷
線状の傷。磨きや一方向の研磨などで発生する。
・ペーパー目
塗膜のトラブル。上塗り後、目視でわかるほどのペーパー傷が表面に出ている状態。
・ヘッドライト補修
ヘッドライトの樹脂製レンズなどの汚れなどを取り除く作業。
・ヘラまくら
パテ付け作業の際に、へらの端に残ったパテが筋状にパネルに付いた状態。
・ホイール
タイヤを取り付ける車輪。鋳鉄製、アルミ製などがある。
・ホイールアライメントテスター
4輪アライメントテスター。ホイールアライメントの各要素を個別に測定し、正しい値との差を表示する装置。
・ホイールベース
前輪・後輪のホイール中心間の距離を言う。
・防塵マスク
鈑金塗装作業において、塗膜やパテの研磨粉塵、金属粉、溶接ヒュームなどを吸い込まないに着用する。
・ボカシ
補修塗装作業で、旧塗膜と新しく調色して吹きつけた塗膜との境目をわからなくすること。
・保険
車体修理工場でかかわる保険には、①販売するもの、②経営上必要なもの、③経営上いざというときに必要がある。①は自動車保険で、保険代理店であれば一時期ファミリー保険の取扱いが盛んであったように他にもある。②は企業運営上、加入しなければならないもので、雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険など、規模等によって異なるが雇用保険は規定を満たす労働者が1人いれば加入が必要。③は自動車整備業賠償共済保険など。
・保険代理店
保険会社から保険商品の販売を委託されている事務所である。一般のプロ代理店の他に整備工場や車体修理工場も代理店になっているところがある。
・補修
直すこと。「自動車補修塗装」など、塗装と合わせて使われることが多い。
・保証書
修理保証書。品質を保証する証明書。納車後に発注者に渡すもので、個人客など直接の入庫や保険誘導によるものなどがある。当社も当然発行している。
・補色
色相環で正反対に位置する色。
・細目
コンパウンドの研磨粒子、アルミ顔料の粒子などの大きさを表現する為に、粗目、中目と対応した形で使われる。
・ボデーコーティング
ボデーにコーティングを施しツヤを長期にわたり持続させる、あるいは撥水性や防汚性などの機能を追加するシステム。
・ボデー修正機
フレーム修正機。損傷車両の内板骨格部分の修正の為に固定、計測、引くことのできる装置。
・ポリッシャー
磨き作業でコンパウンド、バフとの組み合わせで能力を発揮する。
・ポリパテ
薄付けパテ。ポリエステルパテの略。

・マイカ パールの顔料。マイカは「雲母」のことで花崗岩の構成物の1つ。
・膜厚
塗膜の厚さ。塗色の種類や使用する塗料によっても異なる。
・マジョーラ
日本ペイントの「マルチカラー」の商品名。
・マスキング
養生。塗装する箇所以外に、塗料や塗料ミストが付かないように予防すること。
・マットカラー
塗色の種類。つや消しの落ち着いた雰囲気の塗色。クリヤーにフラットベースを入れて仕上げている。

・磨き
ポリッシュ。
・ミキシングマシーン
上塗り塗料の保管と攪拌が行える棚。
・ミスト
塗料ミスト。英語の意味は「霧」、「霧状の物質」。塗料の場合、被塗物へ固着せず空気中に飛散するもの、あるいは塗面に落ち着かず、周辺に散乱するように付着しているもの。
・水研ぎ
研磨の手法。空研ぎと対比して語られる。
・密着性
素材と塗料、下地塗料と上塗り塗料など、いろいろな組み合わせにおいて、たとえば塗料では被塗物表面に良くついてはがれにくい性質。PPなど塗料との密着性の悪いものがある。
・見積り
車体修理工場独自の技術の一つ。厳密には「事故車修理金額見積り」などと表現できる。事故修理の客から仕事を引き受けるのに先立ち、「商品の値段」に相当する修理代金の概算金額提示するのに不可欠。

・ムラ取り
ムラ消し。塗装工程。メタリック塗色やパール塗色で、顔料の分散具合やならび方が、均一でないときに行う作業。特にメタリックベースの色決めの後、ムラがあればムラ取りをする。
・明度
色の3原則。明るさの度合い。
・メッキ
漢字で「鍍金」。金属の薄い層を他の金属の表面に作り覆うこと。
・面
表面のことを指していることが多い。
・面出し
平面出し。面の復元を言う。パテ研磨の2段階。
・メンバー
ボデー骨格部品の名称。モノコックボデーの骨格部分において、閉断面構造でフレームの役割をしている。位置と横か縦かで、左右およびフロント、フロア、リヤと、サイド、クロスで特定される。

・モールディング
ガラス周囲やサイドプロテクターなどの総称。
・戻りムラ
メタルムラ、パールムラの一種で、アルミやマイカ粒子の配列が不均一になっている状態。ムラの中でもクリヤーなどを上に塗装した際に、粒子が部分的に動くことで生じたものを言う。
・焼き甘
新社塗膜または補修塗膜の加熱硬化不足による乾燥不良。完全に硬化していない状態。
・焼き入れ
鋼板の製造方法。900℃前後加熱して、急速に冷却する。これにより硬さが増す。

・有機溶剤
塗料の成分で塗膜形成助要素。物を溶かす物質の中で有機溶剤(例外はあるが炭素を含む化合物)をいう。
・有機溶剤作業主任者 1978年9月の有機溶剤中毒予防規則の改正で誕生した。作業主任者制度そのものは1972年から存在したがこの改正により有機溶剤作業が対象となった。
・優良部品
社外部品。
・ゆず肌
塗り肌がゆずやオレンジのような凹凸状になっている状態。
・輸入車
外国のカーメーカーが販売している車種。日本のメーカーの逆輸入車もある。

・溶解力
溶かす力。
・溶剤
塗料の主成分となる樹脂を溶かす物質。
・溶接
冶金的接合。溶かしてつなぎ合わせる方法であるが金属だけでなくプラスチックにも用いられる。

・ラジエータサポート
フロントエンド(端)に位置する面型の構造部品。呼称はカーメーカーによって異なる。「ラジエータコアサポート」、「ラジエーターパネル」、「ジュラウドパネル」、「フロントバルクヘッドパネル」、「ヘッドランプサポート」など。
・ラダーフレーム
はしご型フレーム。フレームの種類。モノコックボデーが普及する以前の乗用車やトラックは、これがベースとなっている。
・ラッカーパテ
スポットパテ。主のプラサフ面に生じたスアナや小さな傷を埋める為に使用する。
・ランフラットタイヤ
ノーパンクタイヤ。エア漏れが発生した際でも一定の距離走行が可能なことが特徴。

・リインホースメント
内側にある補強部材。
・リサイクル部品
中古使用部品。
・リジットラック
車体を支える脚立のような台。
・リバースマスキング
マスキングの技法。ボカシ塗装でと膜に段差をつけないようにする為にマスキングテープを半分折り曲げた状態で貼っておく方法。
・リビルト部品
再生部品。中古部品の種類。解体した中古パーツの小傷を補修した外板部品、機能を回復した機能性部品など。
・リベット
機械的接合の素材。リベットとは円柱状の釘のようなもので、穴に差込み、とびでたほうの頭をつぶす。片側からしか作業ができない場合は、手前側の頭を取り去る。ツールはハンドタイプとエアタイプがある。

・類別区分
型式指定
・類別区分。車検証に記載。

・レストア
英語で「元に戻すこと」を意味する。老朽化等で劣化、故障した車を修復すること。
・レッカー車
故障
・事故車両を移動させる装置を搭載した特殊車両。
・ロードサービス
車の故障やバッテリー上がり、鍵の閉じ込みなどのトラブルの際、その場に急行して応急処置をしたり、レッカー車で修理工場まで搬送するサービス。

・ワイパー
ウエスト等しいが、イメージ的には、汚れをぬぐう役割が中心のもの。ワイパーブレード等。

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